


元々、化粧品会社で営業職とメイク担当をしていました。仕事をするうち体調を崩し、アロマテラピーに出会ったのが始まりです。当時、11年前、福岡でアロマサロンに通っていました。アロマが世間一般に認知されていない時代ですよね。個人サロンさんで丁寧に接していただき、本当に救われたのを覚えています。
その後、セルフケアのためにアロマとリフレの勉強を始めました。まだまだアロマスクールも少ない時代でしたね。
関東に移り住み、美容室に併設されたアロマサロンで修行を積む中で、お客様から「フェイシャルはやらないの?」と度々聞かれることがありました。このことがきっかけとなり、本格的にスキンケアを学ぼうという気持ちがわいてきたんですね。やはり心と体、お肌は直結していますから。アロマサロンに勤務しながらエステの学校に通い、途中からエステティックサロン勤務へと移りました。
私自身、アロマテラピーだけでは補いきれない部分を感じたことと、自分の中での引き出しを増やしたい思いがあったため、エステティックの勉強をしました。勉強することは沢山あるので今でもなお勉強中という感じではありますが、両方取り入れることにより、施術、接客ともに幅が広がったと実感しています。なにしろ勉強が面白いんです。人体生理学や皮膚科学など、お肌のメカニズムを知ることは楽しいですよね。
ボディケアで通ってくださるお客様も、ほとんどお肌についての相談をなさいます。やはり女性ですから気になる部分ですよね。そういったときに、「わかりません」「知りません」では失礼に当たりますし、受けたご相談についてはきちんとお返ししたいですから。そのためにはしっかり勉強していないと。難解な質問を受けた場合は、その場で調べます。
例えば「最近疲れているの」という一言からも、沢山の情報を読み取ることができます。お顔の色はどうかしら、声のトーン、洋服は?常連さんであればあるほど、ある種の“慣れ”が生じてしまい、ほんのわずかな変化を見落としてしまいがち。お客様の一言一言をもらさず丁寧に聞く耳が必要になってきます。非常に疲労している場合は、通常よりお肌と体の免疫力が落ちていることが考えられますよね。フェイシャルであれば粧材を変える、ボディであれば施術リズムに変化をつけるなど、変化に対応できる心構えが重要です。
それでもなにか失敗してしまったら、誠心誠意をこめて謝ります。施術代をいただかないのは当然ですし、その後のフォローも心をこめて。自分の持つ誠意を全て尽くせば、お客様はまた戻ってきてくださいますから。
エステティックサロンに勤務中、友人を通じて月に一度逗子でアロマとリフレのボランティア活動をしていました。それはご老人や障がい者相手のボランティア活動だったのですが、そこで傾聴ボランティアをしていたのが、最初に逗子で借りたサロンの大家さんでした。その後、大家さんに出張トリートメントを依頼され、一カ月に一度合計二年間通いました。これがご縁の始まり。そうこうするうち、たまたま大家さんの離れが空いたので使わないかと言っていただきまして。
それまでは「いつか開業したいな」という程度に考えていたのですが、このご縁を活かして頑張ろう!と思った瞬間、追い風が吹いたのがわかりました。例えばスチーマー等のエステ機器が新古品として半額で入手できたり。はっきり言って、勢いで開業したという感じです。あまりいないですよね、こういう人も(笑)。
逗子のいいところはJRと京急が使える点ですよね。ですから、以前のお客様も通いやすい環境です。
もうひとつ、住んでいる人たちがオープンマインドなこと。新参者でも温かく受け入れてくれ、地域を大事にする人たちが本当に多いのが嬉しいです。お互いの店を行き来して、ショップカードや情報交換。海と山に囲まれ自然環境も抜群。とにかく皆明るくオープンなので、私の性格には合っている街だと思います。
去年の暮れに現在のサロンに移り、より一層サロンワークにも身が入っています。
日本ではまだ普及していない、エアーブラシというメイク法を学ぶことです。友人が日本での第一人者で全国を飛び歩いていまして、イベントには私も勉強がてら参加させてもらっています。ゆくゆくは、アロマとエステ、エアーブラシを含めたメイクでブライダル業界でも活動することが夢です。
地域密着型の土地柄を活かし、海の見える施設でアロマ講座をやることも目標の一つです。
トリートメントルームの大きな窓から見える景色は緑深い山。薄いカーテンを引くと心地よく柔らかい光が差し込む。これだけでも既にウットリ気分。ひざ下には腰が痛くならない工夫、程よい硬さのクッションを入れていただく。心遣いが嬉しい。
手早いクレンジングから始まり、ディープクレンジング。わたしの場合は鼻がブラックヘッド気味だったため、ポイントでクレイパックを。一人ひとりに合わせた施術はまさにオーダーメイド。リズミカルな熟練の技が、安心感を与えてくれる。
デコルテ部分をしっかりほぐしていただき、首と肩の酷いコリも柔らかに。血流とリンパの流れを促すため、お顔のトリートメントにはデコルテほぐしがかかせない。短時間なのに、驚く程ほぐれていた。
乾燥気味で少々敏感に傾いた私のお肌には、目の上まで塗布可能な低刺激パックを。肩首が充分ほぐれたせいもあり、パック中はあまりにも心地よく眠りの世界へと誘われてしまう。
すっかりリフレッシュして蘇ったお肌。70分ってこんなに充実するものだったかしら?!と、新しい発見があった。
7月末発売の『湘南スタイルwoman vol.2』“10年後に後悔しないUVケアを教えます”で、Frescaさんが掲載されています。